鈴木金融担当大臣は、株式市場での評価が低い上場企業に企業価値の向上を促す計画を今月中にも策定する考えを示した。
東京証券取引所など国内の株式市場に上場する企業をめぐっては、1株あたりの純資産に対して株価が何倍かを示すPBRと呼ばれる指標が1倍を下回るケースが多く、市場での評価が低いことが課題だと指摘されている。
鈴木大臣は、上場会社の企業価値向上について、「日本経済の持続的成長を実現する上で重要だ」としたうえで、自律的な意識改革などを促すアクションプログラムを今月中にも策定したいとする考えを示した。