2030年度開業予定の、北海道新幹線の延伸に向けた新しいトンネルがお披露目され、貫通の瞬間が報道関係者などに公開された。
この記事の画像(5枚)斉藤健太記者:
あ、いま、真っ暗闇から一筋の光が差し込んできました。幻想的にも感じます
1日4メートルずつ 4年間かけて貫通
3月29日貫通したのは、北海道・長万部町豊野にある「豊野トンネル」だ。
全長約1.6kmで、2019年2月から工事が進められていた。
工事では、1日に約4メートルずつ掘り進められ、29日はツインヘッダーという穴を掘る機械で、厚さ1メートルの壁を貫通させた。
式には工事関係者のほか、長万部町に住む親子も招待客として出席。みんなで「バンザイ」してトンネルの貫通を祝った。
札幌延伸に伴うトンネルは全部で17本で、掘削が完了したのは豊野トンネルで6本目だ。
(北海道文化放送)