今年も値上げの春。4月値上げされるのは、チーズやソーセージなどの食品を中心に5000品目を超える。
そんな中、逆に値下げされるものがあった。

値上げの春に…都心一等地の2LDKが「家賃値下げ」

値下げされるのは、参議院議員宿舎の家賃。

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月額9万2210円の家賃が今月から8万9642円になり、2568円安くなる。

40代女性:
保険料とか税金だけ上がって、ずるいかなって気がします。

60代女性:
都心じゃないですか、本当に。ちょっとなんか世間ずれした感じがしますよね。

宿舎が経つのは、東京・千代田区の麹町駅から徒歩わずか3分。都心の超一等地だ。

値下げされる宿舎に、実際に暮らしている国会議員に部屋を見せてもらった。

大きめ目のテーブルとソファーが置けるダイニングルームに、和室も完備。

2LDKの75平方メートルで、駐車場代は無料。

日本維新の会の東議員は、値下げの決定に反対しているという。

日本維新の会 東 徹参院議員:
国民の生活と物価高で大変な時に、さらに2500円引き下げるという、国民感覚とズレてるとしか言いようがないですよね。

麹町周辺の物件も取り扱う不動産会社に聞いたところ、約9万円の家賃は、相場の4分の1程度。

うさぎ不動産 一之瀬正彬代表取締役:
あれだけ、しっかりした建物であれば、この辺だったら(坪単価)1万6000円ぐらいが通り相場かなというふうに思います。(75平方メートルだと)かけ算すると36万円ぐらいかなと思いますので、これだけいろんなものが上がっている中では、値下げという話しはちょっと聞いたことがないですね。

宿舎ができたのは1997年。
参議院によると、5年ごとに賃料を改定する中で、「建築から25年が経過したため、法律に準じて減額調整を行った」としている。

現役の国会議員からは複雑な声が聞こえてくる。

自民党議員:
何を言ってもこっちが悪者になる話。
「政策で国民の信に答えさせていただきます」と返すしかない。

野党幹部:
ルールに基づく改定なので、反対はしてない。

また、宿舎には地方出身の議員が多く住んでいて、「地方と東京の二重生活で家賃負担は重い」という声も聞かれた。

(「イット!」4月3日放送分より)