楽天は3日、デジタル給与払い事業に参入するため、所管する厚生労働省に事業者しての指定を申請した。
4月1日に解禁された「デジタル給与」は、従来の現金や銀行口座などへの振り込みに加えて、スマホ決済のアプリなどで給与が受け取れる制度。認可されれば、QRコード決算サービス「楽天ペイ」などで利用できる「楽天キャッシュ」で給与を受け取れるようになる。
また、リクルートと三菱UFJフィナンシャルグループが共同出資する子会社の「リクルート MUFG ビジネス」も申請した。
デジタル給与を巡ってはPayPayやauペイもすでに認可申請を行っていて、導入の動きがどこまで広がるかが注目されている。