日本政府が中国を念頭に先端半導体の製造装置の輸出規制を強化したことに対し、中国は「科学技術などを政治問題化し武器にすることは、世界のサプライチェーンを破壊する行為」と反発した。
政府は31日、先端半導体の製造装置23品目について、軍事利用を防止する目的で中国などへの輸出規制を強化すると発表した。
中国外務省の毛寧報道官は、輸出規制強化について「他者にも自分にも有害」と反発したほか、「世界の半導体サプライチェーンは企業の選択により発展してきた」と述べ、アメリカを中心とした中国封じ込めの動きをけん制した。