ウクライナのロシア対抗を支えるため、EU=ヨーロッパ連合は、供与するための砲弾を加盟国で共同購入すると決めました。

EUは20日、外相会合を開き、ウクライナに対し、今後1年間で100万発の砲弾を供与することで合意しました。

直ちに1400億円相当(=10億ユーロ)の備蓄を供与することに加え、新たに1400億円相当の155ミリ砲弾をEU加盟国で共同購入するということです。

EUはこれまで、武器の調達を各国に委ねてきましたが、今回の共同購入が実現すると、納期の短縮につながります。

EUの外相にあたるボレル外交安全保障上級代表は、歴史的な決定だと評価しています。

国際取材部
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