北朝鮮によるミサイル発射の脅威に備え、福井市の商業施設で避難訓練が実施された。

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北朝鮮の労働新聞は14日朝、短距離弾道ミサイル発射の様子を公開。

(画像:北朝鮮労働新聞より)
(画像:北朝鮮労働新聞より)

米韓の合同演習に対する挑発が続き、ミサイルの脅威が高まっている。

同じ14日、福井市の商業施設では、ミサイル発射に備え、県と市による避難訓練が行われた。

職員:
訓練!訓練!

職員:
ミサイル発射!ミサイル発射!

参加したのは、職員や店舗のスタッフなど約80人。

誘導役が避難の指示をしている
誘導役が避難の指示をしている

誘導役の指示に従って、一斉に避難を始める。

非常階段を駆け下りる職員や店舗スタッフ
非常階段を駆け下りる職員や店舗スタッフ

向かった先は非常階段。多くの参加者が、4階から地下2階まで駆け下りていく。

職員:
頭を低くしてください!

低い姿勢で頭を抱え、身を守る職員
低い姿勢で頭を抱え、身を守る職員

駐車場に到着すると、頑丈な壁の近くでしゃがみ込み、頭を抱えて身を守った。

弾道ミサイルは10分足らずで到達する

避難が完了するまでにかかった時間は、約5分。

福井県危機対策防災課・森健吾主事:
弾道ミサイルが発射されると10分足らずで到達すると言われている。
身を低くして安全確保するのを徹底してほしい。

身を低くして頭を抱える職員
身を低くして頭を抱える職員

万が一の事態に備えて、日ごろから避難手順の確認をすることが重要だ。

(「イット!」 3月15日放送より)