28日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落し、終値では去年11月以来の安値となった。

2月に入り、労働市場のひっ迫や物価の高止まりなどを示す堅調な経済指標が相次いでいて、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会が政策金利の引き上げを加速するとの警戒感から売り注文が膨らんだ。市場では6月まで利上げが続くとの見方が強い。

結局、ダウ平均は前日比232ドル39セント安の3万2656ドル70セントで取引を終えた。

ハイテク株主体のナスダック総合指数も反落し、11・44ポイント安の1万1455・54だった。

国際取材部
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