中国の去年のGDP=国内総生産の伸び率は政府が掲げていた年間目標の「5.5%前後」を大幅に下回り、3%に留まりました。
中国の国家統計局はさきほど、去年1年間のGDPの伸び率が前の年に比べてプラス3%と発表しました。
去年12月まで続いたゼロコロナ政策により、中国の各地で厳しい行動制限が強いられたほか、政策の撤廃後には、感染の急拡大が経済活動の重しとなり消費は落ち込みました。
今月21日から始まる中国の旧正月・春節による移動で消費の拡大も見込まれる一方、地方での感染拡大の懸念や長引く不動産不況の影響で景気の先行きは不透明なままです。