長引くコロナ禍に、ロシアのウクライナ侵攻や物価高など、2022年も様々な出来事があった。皆さんにとってはどんな1年で、2023年はどんな1年にしたいのか、街の声を聞いた。

戦争、コロナ、物価高…でも来年は明るく前を向いて

名古屋駅前では、環境が大きく変わったという会社員に話が聞けた。

30代の会社員男性:
変化の1年だったかなと。今年(2022年)の4月から仕事が変わったもので

2022年は転職、さらにマイホームも建てたという。

30代の会社員男性:
来年(2023年)は飛躍の一年にしたいなと思っております。良い1年になるといいなと思います

この記事の画像(9枚)

大須商店街では、23日から冬休みだという高校生に聞いた。

女子高生A:
楽しすぎてあっという間みたいな。コロナもあったけどいろいろ緩和されてきて、行事とかも今まで通り行えるのが多かったから

コロナも3年目、2022年は学校行事を満喫できたそうだ。

女子高生B:
(2023年は)ライブにたくさん行く年にしたいです。EXILE系のグループが好きなんですけど、5回くらいは行きたいです

心機一転を図った“高校生”もいた。

32歳の会社員男性:
今32歳なんですけど、高校に通い始めまして。(高校生活は)慣れない部分は多いですけど、勉強してこなかった分のツケが回ってきたのかなと

中学卒業後から働き始めたという男性。妻と4歳の息子のため、より給料の良い職に就こうと、2022年の春に通信制の高校に入学し、サラリーマンと高校生の二刀流の1年だったという。

32歳の会社員男性:
来年(2023年)は息子に色々な経験をさせてあげられる年にできたらいいかなと思います。今年行かせてあげられなかった水族館とか

大須商店街のスーパーは、物価高への嘆き節だ。

サノヤ万松寺店の店長:
物価が上がったので、一番それが問題だったかなと思うんですけど

油の価格が2.5倍になるなど、物価高の影響で買い控えが起き、売上は多い月で2割ほど減ったという。

サノヤ万松寺店の店長:
良い品を安く販売できるようにしたいです

物価高とコロナ、2つの影響を大きく受けた繁華街「錦三」の老舗焼き鳥店にも聞いた。

焼き鳥店「鳥勢」の女将:
(2022年は)いろんなことで混乱ですね。困難、混乱、どちらも一緒です。もう本当に見えているもの、ありとあらゆるものが全て値上げです。やはり考えた挙句、少しだけ値上げをさせていただいた

鶏肉だけでなく、炭もビールも仕入れ値が値上がった。それでも、客足はようやくコロナ前の7割ほどまで戻ってきた。

「鳥勢」の女将:
飛躍です。もうこの3年間は本当に苦悩で。来年(2023年)こそはいろんなことが飛躍して、新しいことにもチャレンジしたい。(どんなことを?)年が明けてから考えたいと思います

22日夜、マジックショーの舞台でアシスタントを務めたのは、ウクライナ人のマリヤ・ボイコさん(13)。ロシアのウクライナ侵攻で、2022年3月に大府市に母親と一緒に避難してきた。

マリヤ・ボイコさん:
1年の始まりは結構つらくて。全体的に残念な一年

来日後に見たショーで元気が出たことから弟子入りし、今はアシスタントとして全国各地のショーに同行している。

侵攻は続いているが、ショーに出演している間は辛いことも忘れられるという。

マリヤ・ボイコさん:
来年(2023年)は楽しい年に。戦争が終わって、家族や友達や同級生に来年は会いたい

(東海テレビ)

東海テレビ
東海テレビ

岐阜・愛知・三重の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。