水際対策の緩和をうけて先月、日本を訪れた外国人は、およそ93万人にのぼり、去年の同じ月のおよそ45倍になったことが分かった。
観光庁が、さきほど発表した先月の訪日外国人旅行者数は、推計値で93万4500人だった。去年11月の2万682人と比べて、およそ45倍も増えたことになる。
10月11日に、海外からの個人旅行の受け入れが再開されるなど、水際対策が大幅に緩和されたことが主な要因で10月と比べても2倍近く増えたことになる。入国者数の国別では、韓国やアメリカなどが多い。
しかし、依然、新型コロナウイルス感染拡大前の水準には戻らず、2019年の同じ月には、244万人余りの外国人が、日本を訪れていて、それと比較すると、4割程度にとどまっている。