映画監督の崔洋一さんが、膀胱(ぼうこう)がんのため亡くなった。
73歳だった。

崔さんは、27日午前1時ごろ、都内の自宅で膀胱がんのため亡くなった。

崔さんは、在日コリアンを描いた「月はどっちに出ている」や、ビートたけしさん主演の「血と骨」などで知られ、日本映画監督協会の理事長を務めていた。

崔さんは2019年に膀胱がんが見つかり、全摘手術を受けたが2021年の春、リンパ節などへの転移が確認され2022年1月、新たな抗がん剤治療を受けていることを公表して闘病中だった。

葬儀・告別式は近親者のみで営まれる予定で、後日お別れの会を開くか検討しているという。