東京都の小池知事は、午後2時から行われた定例会見で、都心と臨海部を結ぶ新たな地下鉄の建設に乗り出す方針を明らかにした。
新たに建設が計画される「臨海地下鉄」は、東京駅と臨海部を結ぶ全長およそ6.1キロを想定。「東京」「新銀座」「新築地」「勝どき」「晴海」「豊洲市場」「有明・東京ビッグサイト」の合わせて7つの駅を作るという(いずれも仮称)。
費用は4000億円台~5000億円台が見込まれている。2040年までの建設実現を目指すという。人口が急増している臨海エリアの利便性を高める狙いがある。
また、臨海部には、羽田空港と都心をつなぐJR東日本の「羽田空港アクセス線」の一部が通る計画もあり、東京都は、空港利用者を臨海部に呼び込みたいとしている。
会見で、小池知事は「臨海部は、今後、世界から、人と投資を呼び込むをポテンシャルがある」と訴えた。