企業の間で取り引きされるモノの価格を示す指数が7ヶ月連続で過去最高を更新しました。

日銀が発表した10月の企業物価指数は117.5と7か月連続で過去最高となりました。去年の同じ月と比べて9.1%上昇し、20カ月連続で、前の年を上回りました。

上昇率は、電力・都市ガス・水道が43.2%、鉄鋼が22.4%などで515品目のうち8割を超える434品目が上昇しました。

日銀は、円安による輸入物価の上昇が続いていることを念頭に、「企業がコストの上昇分を価格に転嫁する動きなどを引き続き注視したい」としています。