釣りシーズンの中で、イカ釣りの旬の一つが秋だが、島根・松江市で釣れたイカに、ある珍しい特徴が見つかった。その「腕」に注目だ。
「一夜干しにしようと…」珍しいアオリイカを発見
アオリイカは、疑似餌を使って釣り上げるファンも多く、春と秋がシーズンとなっている。

鳥取県水産試験場に報告があったアオリイカが、なぜ非常に珍しいのかというと…。
鳥取県水産試験場・藤岡秀文さん:
腕の数、数えて行きますと。1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、一本腕が多いですね

イカの腕は通常10本だが、このイカは11本。1本の腕が枝分かれしているようにも見える。

このイカにも珍しいイカが釣れたのは、島根・松江市美保関町惣津の海岸で、11月4日に鳥取県在住の女性が釣り上げた。

体長は約20cm、一夜干しを作ろうと形を整えてみたら、腕が11本あることに気づき、鳥取県水産試験場に提供した。
鳥取県水産試験場・藤岡秀文さん:
鳥取県では、アオリイカの腕が一本多い個体は初事例であると考えております

水産試験場は、県内初確認の貴重な標本として県立博物館などに提供することを検討している。
(TSKさんいん中央テレビ)