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10月、秋祭りのシーズン。
愛媛県新居浜市で、愛媛を代表する秋祭り「新居浜太鼓祭り」が開催されました。各地域ごとに、金色に彩られた高さ約5.5メートルの「太鼓台」と呼ばれる山車を担ぎ上げて、勇壮に練り歩きます。

コロナ禍でこの2年間開催できず、3年ぶりの開催となりました。

しかし、久しぶりの祭りで撮影された映像には、多くの見物客がいる中で怒号をあげ、激しくもみ合う男性たちの姿が。

一部で起きていた、太鼓台の担ぎ手らによる乱闘トラブルです。見物客の中には、肩車された子供も。もみ合いのまっただ中で巻き込まれそうになっている姿が確認できます。

夜になっても、騒動は続きます。
大勢が手を挙げ、あおるような仕草を見せると、群衆と群衆が入り乱れる乱闘に発展。

頭上には空き缶のようなものも投げ込まれていました。

太鼓台同士を直接ぶつけあう「鉢合せ」と呼ばれる危険行為は12年ぶりに起こらなかったものの、消防によると祭りが開催された3日間で、見物客8人を含む30人が救急搬送されたといいます。

乱闘を目撃した参加者に話を聞くと…

乱闘を目撃した参加者:
もともと喧嘩祭りって言われるようなお祭りなんですけど、一部行き過ぎた部分はあるのかなとは。普通のかき夫(太鼓台を持ち上げる人)もおるしまあ、そういうのがちょっと悲しいかなと思います

(めざまし8 10月21日放送)