今シーズン、ブンデスリーガ1部フライブルクに移籍したサッカー日本代表・堂安律。

開幕戦でのゴールを皮切りに、ここまで公式戦で4ゴールを決めるなど、既にチームの中心選手となっている。

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そんなノリにノッている男を佐久間みなみキャスターがインタビュー。カタールW杯のことはもちろん、堂安律を作る“3つの●●力”を深堀りするー

ーー今シーズンここまでかなり好調だと思いますが?
良い感じできているとは思います。
ただ、まだまだ爆発しなくちゃいけないと思っていますし、W杯でスタメンで出たいっていう目標があるのなら、これで満足していたらダメ。
試合が終わって結果を出した後も自分にプレッシャーをかけて、すぐに次の試合、次の試合って言い聞かせているので、メンタリティ的にも充実していると思います。

2017年にオランダに渡ると、2019年からは名門PSVで活躍。

フライブルクで海外4チーム目となるが、どんな環境でもすぐに順応し結果を残してきた。

そのステップアップを可能にしている堂安の能力とはいったい何なのか?
「3つの●●力」という形で表現してもらった。

堂安律を作る「3つの●●力」その①:計画力

ーーひとつ目の“●●力”は?
まずは「計画力」。こういうふうに見えて、結構人よりも計画性を立てるタイプ。
19歳でワールドユース終わったら絶対に海外行くという計画も立ててましたし、オランダに行く理由はオランダで活躍すればビッククラブから見られるという理由で行きました。
人よりも来たオファーに飛びつくんじゃなくて、自分がこういうクラブに行きたいっていうのをイメージしながら決断できているんで、計画力は人よりもあるんじゃないかなと思います。

堂安律を作る「3つの●●力」その②:有言実行力

ーー「計画力」に続き、ふたつ目の“●●力”は?
「有言実行」できる能力は自分はあるかなと思います。
口に出すタイプですし、メディア通してでもSNS通してでも。

それを象徴していたのが今年3月16日、W杯最終予選の日本代表メンバーから外れた際、SNSで発したメッセージ。

堂安律公式Twitter:
逆境大好き人間頑張りまーす!
あ、怪我してません!!
(原文まま)

「自分に言い聞かせたところはありますね。まさに逆境ではあったので、そこを乗り越えないと次がないことは分かっていましたし、それを乗り越えろよというメッセージを自分に出したところはあります」

自らへのメッセージに奮い立ち、その後代表復帰を果たした堂安。

そんな男を作る“3つの●●力”。

堂安律を作る「3つの●●力」その③:ナルシスト力

ーー最後の●●力は?
3つ目、難しいですね…、一番面白いやつですよね。
「ナルシスト力」ですね。これは真剣です(笑)
「ナルシスト」っていう言葉が正しいか分からないんですけど、“勘違いできる能力”みたいなのはすごく大事。

「勘違いできる能力」その言葉の真意とはー

「PSVにいた時も、今回フライブルクに来た時も、絶対に自分が一番じゃないはずなんですよ。
能力的にも今までの実績的にも。
そこで自分がどれだけナルシストになって自分を勘違いさせて、『こいつら誰やねん!』と思って、『俺が一番うまいし』って思えるかがすごく大事。
自分が弱気になっていると自信を失わせにつぶしにくるので、演じることで自分の気持ちを強く持ってるところはありますね」

堂安律の“ナルシスト力”とは、熾烈(しれつ)な競争の中で自らを証明するために培った堂安流の自己プロデュース力だった。

残り2カ月に迫ったW杯。

最後にその“有言実行力”に日本の未来を託してー

「先輩方が残してきた“ベスト16”を塗り替えるのはやらなくちゃいけないと思っていますし、最低“ベスト8”以上…ここで口に出しておきたいなと思います。
自分に有言実行力があるのなら、有言実行させないといけないと思いますし、自分がヒーローになるために、毎日1分1秒を無駄にせずやりたい」

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