帝国データバンクが主な食品・飲料メーカー105社を調べたところ、8月末までに、年内の値上げが判明している品目は2万を超えた。
105社のうち、2022年値上げを行う企業は8割にあたる82社に上り、2021年の21社の約4倍に急増した。
分野別では、最も多いのが加工食品で8530品目となり、値上げ率の平均は16%に達した。
調味料は4651品目で、だし製品や焼き肉のタレ、マヨネーズ製品など幅広い製品に値上げが拡大している。
10月に、ビール類などで一斉値上げが予定されている酒類・飲料は3814品目、菓子は1295品目となった。
原材料費や物流費の高騰、急激な円安で、値上げラッシュは加速していて、家計の負担増は一段と強まることになる。