小学6年生が夏休みの宿題として描いた絵がTwitterに投稿され、話題となっている。

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「夏休みの宿題『動物を愛護する心』ってお題で描いた息子の絵で泣いた」とのコメントと共にTwitterに投稿されたのは、1枚の画像。

絵の中心にはこの作品を描いた笑顔の小学6年生、圭飛(けいと)くんとゴールデンレトリバーの「チップ」くん(2歳・オス)が、手と手を取り合っている。圭飛くんの表情は笑顔で、チップくんの“モフモフ感”も上手に表現。

さらに、背景はピンク色で上部には黒字で「ずっと大切な弟」と書かれている。なお、この絵は夏休みの課題ということで、夏休みが明けたら提出する予定だという。

この心温まる絵をTwitterに投稿したのは圭飛くんのお父さん「ゴールデン@チップ」(@zawaten30)さん。

優しいタッチで描かれたこの作品にTwitterでは「素敵な絵ですね。見た瞬間ウルっとしちゃいました」「泣ける! それに毛のもふもふ感も出てて絵も上手い!!!」などの声があり、多くの人の心を掴んだようだ。

父「絵のタッチや色使いに圭飛の優しさ」

チップくんを大切に想う気持ちが絵から伝わってくるが、どんな様子で作業していたのだろう?また、“ふたり”の関係性も気になる。まずは投稿者のゴールデン@チップさんにお話を伺った。


ーーどんな様子で絵を描いていた?

妻と娘がいるリビングで黙々と作業していました。圭飛は元々、絵に自信がないタイプで美術が得意だったという妻に色々とアドバイスを貰いながら描いていました。



ーー絵を見たときどんなことを思った?

帰宅してすぐに絵を見せてくれたのですが、本当に見た瞬間に鳥肌が立ちました。「ずっと大切な弟」という言葉が最初に目に入って、チップは家族の一員、可愛い末っ子なんだということを私が改めて認識させられました。そして色使いや絵のタッチなど、圭飛の優しさが凄く良い形で出ていると思いました。

チップくん
チップくん

ーー圭飛くんとチップくんはどんな性格?

圭飛は大人しい性格で、優しさが取り柄です。サッカーを習っていますが、いい意味でも悪い意味でもそのあたりがプレースタイルに出ていますね。

チップは年月を重ねるにつれて甘えん坊に拍車がかかっていて、常に誰かのそばにくっついています。普段の動きは「こんなに遅いの?」というくらいのっそりしています。しかし、「食べる?」という言葉を聞くとスピードが2倍になる食いしん坊でもあります。ただ、スピードが2倍になっても動きは遅いです。

圭飛くんとチップくん
圭飛くんとチップくん

ーー“ふたり”はどんな関係性?

チップは立つと130センチで、圭飛の身長は140センチで、世話をする姿や遊んでいる様子を見ていると、圭飛は長男らしい振る舞いをしていますね。チップもよき兄として認識しているように見えます。