ふるさと納税による税の流出額が、全国で2番目に多い名古屋市。新たな返礼品として、「シックスパッド」を追加した。

ふるさと納税で税流出…モノづくり王国の強み生かして巻き直しを!

名古屋市のふるさと納税の人気返礼品といえば、中川区の「愛知ドビー」が手がけるバーミキュラのフライパンや…

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千種区覚王山「弁才天」のフルーツ大福詰め合わせ。

名古屋市が2021年に導入した返礼品で、ふるさと納税の仲介サイト「ふるさとチョイス」の申込数ランキングでは上位に食い込んだ。

ちなみに、名古屋市のふるさとチョイスの申し込み数ランキングをまとめてみると…
第1位は名古屋のうなぎの名店「うな富士」の国産特大ウナギ。青うなぎの長焼が2尾入っていて、寄付額は2万5000円から。
第3位は、家族3人で使えるレゴランドの1DAYパスポート。第5位は名古屋に工場がある、日清オイリオの日清キャノーラ油のセット。
最新ランキングのため、夏の需要が反映されているようだ。

そんな名古屋市の返礼品に新たなラインナップが加わった。

人気のトレーニングギア「シックスパッド」。名古屋市中村区に本社がある「MTG」が扱っている商品で、お腹に巻き付けるタイプのほか、商品の上に足を置くタイプのものもあり、13万円から14万円の寄付で受け取ることができる。

このほか、この会社が手がける美容ブランド・リファのヘアアイロンや美容機器など40種類が、7月25日から返礼品に追加された。

MTGの担当者:
名古屋の魅力を全国に発信していくことと、ますます地元・名古屋が発展していっていただけることを願っております

名古屋市が市内の業者に返礼品の募集を始めたのは2021年10月。ふるさと納税ブームに遅れる形でのスタートには、事情があった。

名古屋市財政局の担当者:
なかなか人口が多いので、流出額も全国で2番目に多いという都市ではありますので、そこは致し方ないんですけど

名古屋市のふるさと納税による2021年度の税の流出額は、全国の自治体で横浜市に次ぐ2番目に多い109億円だった。3位以下も、都市部の市区町村が並んでいる。

名古屋市以外に住む人が、ふるさと納税で名古屋市に寄付した総額は約21億円で、その差は88億円。見過ごすことのできない「流出超過=いわば赤字」となっていることから、返礼品競争への参戦を決めた。

現在は学校の給食でおなじみの「ミルメーク」や、金鯱をイメージした「鯱もなか」など、230の事業者から1100を超える返礼品が集まり、8月以降は劇団四季の「キャッツ」名古屋公演のチケットも追加する予定だ。

名古屋市財政局の担当者:
より多くの事業者さんに参加していただいて、事業者も一体となって全国に名古屋の魅力を発信していきながら、結果的には寄付も集まるといった展開になっていくといいかなと考えています

(東海テレビ)