――縦型でしっかりとした休憩はできるの?

もちろん、心地よい環境は目指します。その上で感覚的なお話になりますが、重力に対して垂直の姿勢であれば、睡眠が深くなりすぎずに、起きたときに早く脳が立ち上がると受け止めています。少しの時間での休憩や仮眠でも、オン・オフが切り替えられると思います。

短時間でも心地よい空間を目指したい

――ボックス内はどんな感じ?体をどう支える?

基本的に膝部・臀部・頭部の3点を支持する仕組みになります。今後最適なポジショニングを検証しますが、それぞれの身長や体型に合うようアジャスト機能を設けます。快適な仮眠をとれる事が優先ですので、体にコンタクトする支持部分の材質・角度・大きさが重要になってくると思います。


――支える以外の機能などはつけるの?

コロナ禍もあるので、何よりも換気機能は不可欠です。空気浄化機能も搭載していくつもりで考えております。このほか、消臭機能であったり、心地よい音楽が流れたりすることも考えております。先のお話ですが、最終的には酸素ボックス機能なども搭載できたら面白いのではと思っております。