名古屋市中村区の「くましろ」は、抹茶やわらび餅といった和のかき氷が人気の店だ。居酒屋の店舗を借りて週末だけ営業している。

ふわふわムースで風味倍増 抹茶のかき氷

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名古屋駅の新幹線口から徒歩5分ほどのところにある、名古屋市中村区のかき氷店「くましろ」。土曜と日曜の2日間限定で、居酒屋の店舗を借りて営業している。

居酒屋のオーナーが研究を重ねたというお店の看板メニュー「西尾抹茶のエスプーマ」(1300円)。

氷は氷問屋の老舗「川久」から仕入れたものを使う。

ふわふわに削った氷の上に小倉あんを載せ…。

メインに使うのは愛知の名産、西尾の抹茶。これをすり鉢でサトウキビ糖と混ぜ合わせ…。

生クリームや牛乳で伸ばす。

居酒屋のオーナー:
抹茶をどうミルクに馴染ませるか、試行錯誤して勉強しました

抹茶をふわふわのムース状にした「エスプーマ」で、氷全体を覆うように流しかける。

エスプーマとはスペイン語で「泡」の意味。泡状にすることで舌の上で感じる抹茶の風味がより際立つという。

女性客A:
すごく抹茶が濃くておいしいです

男性客:
ふわふわトロトロ、おいしいです

プニプニ感が楽しい「わらび餅かき氷」や「映え氷」も

もう一つの人気メニューが「わらび餅かき氷」(1000円)だ。

わらび餅には本蕨粉を使い、火にかけながら色が変わるまでひたすら練り続ける。

冷ましたわらび餅をひと口大に切り、かき氷にトッピングし…。

黒蜜ときな粉をかけて食べる。

女性客B:
わらび餅だけだと涼しくはならないけど、氷と一緒に食べるとスッとする

女性客C:
プニプニしていておいしいね

「映え」を意識したかき氷も人気だ。

女性客D:
メチャクチャかわいいじゃん、これ

ミルク味のかき氷「くましろミルク」(1000円)。口はバニラアイス、目は麦チョコ、耳はビスケットでできている。あまりのかわいらしさに「顔が崩れてかわいそう」と、食べるのを躊躇する声があがるほどだ。

見た目と味にこだわった人気のかき氷。名古屋を訪れた際は、ぜひ食べてみてほしい。

(東海テレビ)

東海テレビ
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