新型コロナの感染が拡大しているとみられる北朝鮮であらたに26万人を超える発熱者が確認されました。先月下旬以降確認された発熱者は200万人に迫っています。
北朝鮮メディアによると、きのう新たに26万2270人に発熱の症状が確認され、1人が死亡しました。前日まで2日連続で減少していましたが、再び増加に転じた形です。
けさの労働新聞では、薬の増産や隔離病棟の増設が進んでいるとしていますが、治療中の患者は増加傾向にあり、病床の確保などが追いついていない可能性があります。
先月下旬以降、北朝鮮全土で確認された発熱者は累計でおよそ197万8200人、死者は63人に上っています。