松野官房長官は16日、新型コロナウイルスの感染が急拡大しているとみられる北朝鮮へのワクチン供与について「我が国の対応について、予断をもってお答えすることは差し控えたい」と述べるに留めた。
松野官房長官は16日の記者会見で、コロナ感染が急拡大しているとみられている北朝鮮に対し、日本政府がワクチン供与などの対応を検討しているか問われ、「北朝鮮において新型コロナウイルスによるものも含め、連日多数の発熱者が発生し、死者も発生していることに留意している」とした一方で、「北朝鮮に関する我が国の対応について予断をもってお答えすることは差し控えたい」と述べるに留めた。
北朝鮮メディアによると、15日新たに発熱が確認されたのは約39万で、8人が死亡しており、感染が急拡大しているとみられている。
(フジテレビ政治部)