資源エネルギー庁の発表によると、3月28日時点のレギュラーガソリンの小売り価格の全国平均は、先週に比べ60銭安い、1リットルあたり174円だった。

値下げは2週連続だが、2008年9月のリーマンショック時以来13年半振りの高値水準が続いている。

ガソリン価格の高騰を抑えるための補助金は、1リットルあたり18円60銭が投入されていた。

経済産業省は、来週のガソリン価格について、ウクライナ情勢を受けた原油価格の高騰により、補助金なしでは203円80銭まで高騰すると予測している。

補助金は明日3月31日から上限の25円が支給されるが、補助金では吸収しきれないほど原油価格の高騰が激しくなっている。

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