森永製菓の1口サイズのチョコレート「DARS(ダース)」。カカオだけでなくミルクにもこだわった商品で、名前の通り1箱に12粒入っている。そして、それぞれのチョコレートの表面にアルファベットで『DARS』と刻印されているのが特徴だ。

チョコレート「DARS」ミルク(提供:森永製菓)
チョコレート「DARS」ミルク(提供:森永製菓)
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だが、中には『DARS』の文字ではないものが存在するのを知っているだろうか?

TwitterユーザーのAiさん(@atetr0115)が見つけたという「DARS」の1粒がこちら。

デザインが違う!
デザインが違う!

アルファベットではなく、カタカナで『ダース』と刻印されているのだ。まさかの珍しいデザインにAiさんも「なにこれ…」とコメントをしている。

この投稿にTwitterでも「初めて見たw」「遊び心あるなぁ」「こんなん見たら買いたくなるね」といった声が寄せられた。さらに、中にはカタカナの「ダース」だけでなく、「Lucky」「Happy」といった別の文字や、ハートのデザインが出たという人もおり、投稿には7万9000のいいねが付く話題となっているのだ(3月31日時点)。

見つけるとちょっと嬉しいデザイン

ちなみに、このような通常の『DARS』ではない刻印のチョコレートは“レアダース”と呼ぶそうだが、いつ頃からレアダースは入っていたのだろうか? そして、どれくらいの確率で入っているのか?

森永製菓株式会社・ダースブランド担当の吉積優さんに教えてもらった。

ーーレアダースはいつ頃から、なぜ入っているの?

ちょっとした遊び心が話題喚起になり、レアダースを見つけたことをきっかけにお客様同士のコミュニケーションになればという考えで、2017年の秋より封入しております。

ミルクにこだわったチョコレート「DARS」(提供:森永製菓)
ミルクにこだわったチョコレート「DARS」(提供:森永製菓)

ーーカタカナ『ダース』の他にはどのようなデザインがあるの?

全12種類ございますが、お客様に探す楽しみをご提供したいので、具体的な文字・絵柄については非開示となります。


ーーデザインはどのようにして決めたの?

見つけるとちょっと嬉しいこと、ダースにまつわることをテーマにしています。

チョコレート「DARS」クランチカーニバル(提供:森永製菓)
チョコレート「DARS」クランチカーニバル(提供:森永製菓)

そこまで見つけられない確率ではない

ーーどれくらいの確率でレアダースは入っているの?

確率は非開示となりますが、そこまで見つけられない確率ではございません。


ーー1箱に何個も入っている可能性はあるの?

1箱に入る可能性があるレアダースは1粒です。


ーー今後、12種類の他にデザインが増える予定はある?

現在のところ予定はありませんが、レアダース(粒への刻印)にとどまらず、お客様同士が楽しめたり、コミュニケーションのきっかけとなる新しい仕掛けは引き続き検討していきたいと考えています。

チョコレート「DARS」白いダース(提供:森永製菓)
チョコレート「DARS」白いダース(提供:森永製菓)

ーーTwitterで話題となっていることに対しては、どう感じている?

当初の目的の通りに、お客様同士がレアダースをきっかけに楽しんでいただけているのは素直に嬉しいです。


ーー最後に、チョコレート「DARS」の魅力を教えて。

ダースは「コクのあるミルク」を味わえるチョコレートとして各種ラインナップを展開しています。レアダースもきっかけに改めてダースがこだわる「ミルク感」も是非味わってみて下さい。

チョコレート「DARS」ダークミルク(提供:森永製菓)
チョコレート「DARS」ダークミルク(提供:森永製菓)

なおチョコレート「DARS」は現在、ミルク、白いダース、ダークミルク、クランチカーニバルの4種類を展開し、どの商品にも一定の確率でレアダースが入っているという。

「DARS」を食べる際には1粒ずつデザインを確認してほしい。おいしさだけでなく、レアダースを見つけてちょっとした幸せも味わえるかもしれない。

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プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。