防衛省によると、先ほど北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射された。船舶は今後の情報に留意するとともに、落下物を認めた場合は近づくことなく、関連情報を海上保安庁に通報するよう呼びかけている。
また韓国軍も、午後2時半過ぎ北朝鮮が日本海に向け飛翔体を発射したと発表した。弾道ミサイルとみられている。北朝鮮による武力挑発は2022年に入り12回目。
北朝鮮は3月16日にもミサイルとみられる飛翔体を発射したが、上昇できずに発射は失敗したとみられている。
韓国では「北朝鮮が近日中に新型ICBM=大陸間弾道ミサイル『火星17型』を発射する兆候がある」とする政府関係者の声が報じられるなど、警戒が高まっていた。2月27日と3月5日に発射された弾道ミサイルを巡っては、ICBM級だったとされている。