立憲民主党の泉健太代表は18日、参院選1人区における野党候補の一本化に向けて、共産党の志位和夫委員長に協力を求めた。
泉氏と志位氏は18日午後1時から、国会内で会談した。立憲と共産、れいわ新選組、社民の4党は、野党候補の一本化に向けた調整を行う方針で、各党と距離をおく国民民主党が加わるかが焦点となる。
泉氏は1月にBSフジ「プライムニュース」に出演し、共産党との連携をめぐり「これまでの関係については白紙ということを我々は宣言している」と述べ、協力関係を見直す考えを示していたが、会談に先立つ18日の会見では、「テレビでの発言がイレギュラーな発言になってしまった」と述べ、発言を事実上、修正した。
泉氏は、18日に、れいわの山本太郎代表、社民の福島瑞穂党首とも、それぞれ会談。国民民主の玉木雄一郎代表にも会談を求め、「我々の意思をお伝えしたい」としている。(画像は国会内で会談する泉氏と志位氏・午後1時ごろ)