原油価格の高騰などを背景に2月の貿易収支は7カ月連続の赤字です。
財務省が発表した2月の貿易統計は、輸出から輸入を引いた貿易収支が6683億円のマイナスで7カ月連続の赤字でした。
原油、石炭、液化天然ガスなどのエネルギー価格の高騰が続いていることが要因です。
2月の輸入額は7兆8583億円で2月としては過去最高でしたが、全体の輸入量としては前の年の同じ月に比べて4カ月ぶりに減っています。
一方、輸出額は7兆1901億円で、鉄鋼製品や自動車などが好調で12カ月連続の(対前年同月比)増加でした。