新型コロナのオミクロン株の症状で20代、30代は頭痛・咽頭痛・鼻水・倦怠感が高い傾向となったことがわかりました。
東京都の専門家会議は、宿泊療養者や自宅療養者の主な自覚症状について、デルタ株が感染の主体だった去年8月と、オミクロン株が感染の主体となった今年1月を比較データを公開しました。
オミクロン株は、全ての年代でのどの痛みが増加した一方で、嗅覚障害や味覚障害は少なかったということです。また20代、30代は頭痛・咽頭痛・鼻水・倦怠感が、高い傾向となっています。
発熱・頭痛・せきは、デルタ株と同様に、いずれの年代でも高い傾向で、専門家は「オミクロン株は軽症といわれているが、多くの方がいずれの年代でも頭痛や発熱、咽頭痛など様々な症状を訴えている」と指摘しています。