3月3日に発表された、住みたい街ランキング2022。1位「横浜」、2位「吉祥寺」、3位「大宮」などが並んでいる(「SUUMO首都圏住みたい街(駅)ランキング」より)。

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注目の「流山」 都心まで30分と好アクセス

そして、今回初めて発表されたのが前年から「ジャンプアップした街(駅)ランキング」。

その1位に輝いたのが、2021年の39位から16位へと急上昇した千葉県の「流山おおたかの森駅」。

街に住む皆さんに魅力を尋ねると、3つのポイントが見えてきた。まず地元の人が挙げたのが「アクセスの良さ」。

流山市在住3年・主婦(37):
都内に近い。アクセスがいい

流山市在住30年・主婦(40):
都心まで30分で行けるのでありがたい

2005年に開業した「つくばエクスプレス」は、約30分で東京都心に行ける。

そのため近年では家賃も上昇していて、シングル向け物件(1K/1DK)の相場は8万1000円と、同じく千葉県内で住みたい街トップの船橋より1万1000円高くなるほどの人気(SUMO調べ)。

2021年の待機児童ゼロ「子育てしやすい」

2つ目の魅力は、流山市の市長自らアピール。

井崎義治・流山市長:
“母になるなら、流山市”。仕事をしながら子育てできる街だということ

街を挙げて取り組んできたという「子育てのしやすさ」。

駅ビルと指定保育所を結ぶバスが発着するステーションがあり、出勤時に子どもを預けると、駅から保育所まではバスが送迎。

帰宅時も駅で子どもをお迎えできるため、子育て世代に好評だという(1ヵ月2000円・1日100円)。

また認可保育園の数も、2010年度の17園から4月には106園と大幅増。2021年の待機児童はゼロだという。

商業施設が充実 人口増加率は全国一

そして、地元の人が語る3つ目の魅力が「充実した商業施設」。

流山市在住5年・会社員(26):
結構お店もたくさんあって、どんどん街がきれいになっていく

駅前には映画館も入る大型ショッピングセンターがあり、6月下旬には新たなショッピングセンターが同じく駅前に開業予定。

こうしたこともあってか、市の人口増加率は5年連続で全国1位(全国792市中)。流山市の人気はますます高まりそうだ。

(「めざましテレビ」3月4日放送分より)