寒い冬の日、猫はコタツで丸くなるもの。そんなイメージが崩れそうな、かわいい写真が話題になっている。

コタツのくつろぎ方が人間なのよ...

それが、こちらのブリティッシュショートヘアの男の子「いわし」くん。コタツに腰のあたりまで入って仰向けに寝転び、気持ちよさそうにウトウトしている姿はまさに人間のよう!

さらに気になるのが、仰向けの“ヘソ天”スタイルだけでなく、首にはめた何やらふかふかしたクッションのようなものを枕のように使っていることだ。実はこれ、傷などを舐めないように首のまわりにつける「エリザベスカラー」。

しかし、まだ生後6カ月という子猫のいわしくんだが、“ごろ寝”するおじさんのようにも見えて、思わずクスリと笑ってしまう。

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この写真には「人間以上に人間らしいくつろぎ方をなされてる…」「かわいすぎる」などの声のが続々。27万件を超える「いいね」がつくなど、大注目されている。(2月17日現在)

コタツでヘソ天したのは初めて

「極楽、極楽~」というセリフも聞こえてきそうなリラックス姿のいわしくん。

“ヘソ天”ポーズは猫おなじみのポーズだが、いつもこんな風に独特な“おじさん”姿でくつろいでいるのだろうか?  いわしくんの飼い主(@IWASHI_0723)さんにお話を聞いてみた。

――いわしくんはどんな子?

好きなおもちゃは猫じゃらし、名前は村上春樹の小説「羊をめぐる冒険」にでてくる猫の名前からとりました。まん丸な顔と見た目からは想像できない、とても小さくて可愛い鳴き声がチャームポイントです。

普段のいわしくん
普段のいわしくん

――このポーズのいわしくんを見た感想を教えて。

コタツから出てきたなと見ていたら、上手に食パン型のエリザベスカラーを枕の様に使って寝始めたので驚きました。


――いわしくんはいつもこんな寝相をしているの?

ヘソ天自体は子猫の時からいつでもやっているお馴染みポーズですが、コタツでヘソ天したのは初めてです。

寝ているいわしくんに、飼い主さんがそっとコタツ布団をかけてあげたのかも…とも思えるほどのお行儀のいい姿だが、なんと、自分からこの姿で寝始めたという。

コタツから出てきてそのままゴロンとこのポーズになったいわしくんを見たときの飼い主さんの驚きを想像すると、思わず笑ってしまう。

こちらは手術前に「練習」でエリザベスカラーを着けていたいわしくん。どことなく不満そう…
こちらは手術前に「練習」でエリザベスカラーを着けていたいわしくん。どことなく不満そう…

そしてエリザベスカラーは、この写真が撮影された少し前に去勢手術を受けており、傷口の保護のために着けて生活していたのだという。

普段から「ヘソ天」をするといういわしくん
普段から「ヘソ天」をするといういわしくん

そのため、“おじさん”スタイルの決め手となった、エリザベスカラーを枕のように使って寝るいわしくんが見られたのは、この1週間限定だったようだ。

飼い主さんによると「最初は嫌がっていましたが翌日から慣れて使いこなしてました」という。もしかしたら自分専用の枕が常に近くにあるという便利さに気付き、外すのが惜しくなってしまったかもしれない。


――ほかにもいわしくんのポーズはある?

独特なポーズはありませんが、食パンエリザベスカラーをクッションの様に使っている姿は他にもありました。


――大きな反響があったが…

去勢手術のために1週間限定で付けていたエリザベスカラーをこんなに上手に使いこなすとは思っていませんでした。たくさんの方にいわしの可愛さを知ってもらえて嬉しいです。

握手会?ないわしくん
握手会?ないわしくん

気持ちよさそうに眠るいわしくんの表情に、思わずほっこりしてしまう今回の一枚。エリザベスカラーはその後、無事外れたそうだが、これからもたっぷり寝て遊んで、すくすく大きくなってほしい。

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プライムオンライン編集部
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FNNプライムオンラインのオリジナル取材班が、ネットで話題になっている事象や気になる社会問題を独自の視点をまじえて取材しています。