門番を倒さなければ先に進めない。ゲームで遭遇したりする場面だが、それが現実で起こった時はどうするだろうか?
3歳の黒豆柴・ポン助くんの飼い主・ぽんぽんポン助さん(@ponpon_PONSUKE_)はある日、ポン助くんとの散歩中にこのような場面に遭遇したという。その様子がこちら。

少し雪が残る道で、ポン助くんたちの行き先に待ち受けているのは猫。2匹で塞ぐようにたたずみ、こちらを伺う姿はまるで門番のよう。双方が向かい合う様子からは、どこか緊迫した雰囲気を感じられる。
Twitterでも「歴戦の猛者の風格をした門番がいますね」「かなり難関ですね…」といったコメントが寄せられ、この猫の様子には飼い主さんも「ここを通過する自信がない飼い主と犬」と画像と共にコメントしていた。
最初はドキドキ…徐々に不安が
強そうな2匹の猫を前に、この後、ポン助くんはどうしたのだろうか? ゲームの主人公のように先に進むことを選択したのだろうか? 飼い主のぽんぽんポン助さんに聞いてみた。
ーー撮影時の状況を改めて教えて。
ふと前を見ると、道行く先に猫さんが2匹いることに気付き、私とポン助はその場で足を止めました。
ーー2匹の猫は初めて会う猫?どんな様子だった?
初めて会う猫さんだと思います。散歩中に2匹の猫さんと会うこと自体が初めてでした。猫さんはゆっくりとした動きで歩き、そしてこっちをずっと見ています。

ーーそれに対し、ポン助くんの様子は?
最初は尻尾を振って少し前のめりになって興奮しながら猫さんを眺めておりましたが、少し時間が経つと冷静になり、その場でフリーズしていました。
ーーこのような状況になるのは初めて?
こういう状況は初めてでした。幅が広い道などで1匹の猫さんと遭遇することはありますが、散歩道で1番狭いこの散歩コースに、しかも2匹いる事は過去ありませんでした。

ーー猫とポン助くんが相対する緊迫した状況、どう思った?
珍しい光景でしたので、2匹の猫さんに対してポン助はどうするのか?とドキドキしておりました。しかし猫さんの容姿や動き、またポン助のフリーズを見ているうちに、色々と大丈夫かな…?と一抹の不安を感じた事を覚えています。
“空を飛ぶ”で今回は通過
ーー気になる撮影後だが、その後はどうしたの?
私がポン助を抱きかかえて、恐る恐る猫さんの横を通過しました。猫さんはすんなりと通してくれました 笑。
ーーポン助くんはどのような性格なの?
とてもビビリな性格です。初めて会う物体に対して一定の距離を保ち、そして相手の様子を伺います。相手の動きや音に驚くと体がビクッとなり、我々の体に擦り寄ってきます。ただそれなのに、色々な物に対しての興味関心は高く、楽しそうにしております。

ーー猫は苦手なの?
まだ苦手意識はないかもしれません。どういう対応をして良いのかわからないのか、ただひたすら相手の様子を遠くから眺めております。尻尾はフリフリしているので、興味関心はあるように思えます。大抵の猫さんは近付いたら逃げますので、接触した場合はどうなるのかはいまだ未知数です。
ーー次、同じ場面に遭遇したらどうする?
そもそも猫さんは可愛いので遭遇は大歓迎です。少し声をかけてフレンドリーに接してみたいと思いますが、猫さんがその場で立ち尽くすようなら、またポン助が空を飛びます 笑。

普段は逃げていく猫が今回は逃げず、なおかつ2匹もいたということで、ポン助くんはどう対処すればいいのか分からずフリーズしてしまったようだ。猫も、狭い道で遭遇してしまったことで困っていたのだろうか。
今回は飼い主に抱えられることでこの状況を回避したが、いつかポン助くんの“散歩レベル”が上がれば、ゲームにあるような「仲間になる」という日もくるかもしれない。
ここを通過する自信がない飼い主と犬#柴犬 pic.twitter.com/PlJQG0n4xE
— ぽんぽんポン助 (@ponpon_PONSUKE_) January 11, 2022