保護子猫が立派に成長した姿が感動を呼んでいる。

Twitterユーザーの天使こめさん(@0818kome)は、2021年8月の雨の日の夜に、側溝で鳴いていた1匹の子猫を保護した。男の子で生後1カ月ほどとみられ、大きさは手のひらサイズ。

白い毛並みと小さな体が、お米に見えたことから「こめ」と名付けた。うずくまる姿を見て、飼い主さんは「守りたい、この背中」と感じたという。

こめくんの後ろ姿
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猫を飼うのは約7年ぶりだったが、2匹の先住犬とともに家族の一員として愛情を注いだ。

そして、2022年1月のこめくんの姿がこちら。フカフカとした毛並みとクリクリした目。飼い主さんが「ずんぐりむっくり」と表現するほど、小さな命は立派に成長した。

2022年1月の姿。立派に成長した

Twitterではこのビフォーアフターが話題となり、「良かったね。やさしい良い方に保護されて」などのコメントが続々。投稿には14万以上のいいねが寄せられている。(1月25日時点)

雨で流されてしまう…「私が幸せにする」と自宅に持ち帰る

飼い主さんは心配の連続だっただろうが、どのようにして育てたのだろうか。こめくんの保護から現在に至るまで、約5カ月の成長記録を聞いた。

――こめちゃんとの出会いと保護の経緯を教えて。

鳴き声がずっと聞こえると思い外に出ると、家の横の1メートルほどの側溝に子猫(こめくん)が落ちてあがれなくなっていました。その日は一日中雨だったため、側溝の水かさも増えていて流されてしまうと思い、溝に降りて助けました。弱っていたので一旦家に持ち帰りました。

保護当時の様子

近くに兄弟らしき子猫がいて引き離すことになるので、保護することがこの子にとって幸せなのかわからず、保護するかどうかはとても悩みました。ですが、事故で亡くなる猫も多くいるので私が幸せにする!と心に決めて保護することにしました。
 

――兄弟らしき子猫はどうなった?

すぐ逃げてしまいました。こめを保護したのは、こめだけが側溝に落ちていたのと、他の兄弟らしき子猫に比べて、小さく弱っていたように見えたためです。

保護から少し後。元気を取り戻した

――こめくんはどうやって元気になった?

とにかくご飯を食べてもらわないと!と思い、常時ご飯を用意していました。すると、家に慣れたのもあってかすぐに元気になりました。

どんくさくて活発…先住犬との関係は?

――こめくんはどんな猫?保護当時からの変化は?

ちょっとどんくさくて、活発な子ですね。人間が好きで人見知りもしないです。子猫のときからずっとこんな感じです。家中のいろんなところに行くんですが、ジャンプが足りなくて落ちたり、置いてあるものを落としまくったりします(笑)

キャットタワーから落ちるこめくん

――お家ではどのようにして過ごしている?

昼間は本当よく寝ます。2匹の先住犬「ふわり(ウエスティ)」「れいた(ペキックス)」と並んで寝ている姿は癒されます。おもちゃを出すとすごい勢いで遊びます(笑)

先住犬の近くで眠ったりもする

――先住犬との関係は?一緒に遊ぶことはある?

正直仲良しではないですね(笑)昔はこめが犬たちを噛んだりちょっかいを出して、犬が逃げていたんですが、今は犬たちが団結してこめを追い詰めています(笑)

ちゅ~る好きで「ずんぐりむっくり」に

――こめくんの大きさと体重、品種は?

大きさと体重は、保護当初は420グラムで手のひらサイズでしたが、今は3200グラムで40センチくらいですかね。品種はわかりませんが、フォロワーさんには「シャムトラに似てる」と教えていただきました。

成長したこめくん

――こめくんは食べるのが好きなの?

食べることは大好きみたいです。やっぱりちゅ〜るは最強ですね(笑)中身がなくなっても袋がぼろぼろになるくらい噛み続けます(笑)

小さな頃からちゅ~るが大好きだったという

――育てる中で大変だったことはある?

噛み癖がすごくて家族全員の手が傷だらけです…最近少しずつ落ち着いてきましたが、まだ噛むので対策を考えています(笑)
 

――7年ぶりの猫。飼育して思うことは?

7年前まで17年間一緒に住んだ猫がいました。名前は「ひめ」といい、私が幼稚園の時に母が拾ってきた保護猫でした。ひめが亡くなったことがつらく、よっぽどのことがない限りは新たに猫と暮らすことは考えられないと思っていたため、飼ったり譲り受けたりはしませんでした。

7年前まで一緒だったひめちゃん

ひめは全然鳴きませんでしたが、こめはとてもおしゃべりで、全然違って面白いです。これからも健康に気をつけてあげて、幸せに過ごしてもらえるよう頑張りたいです。
 

――話題となったことをどう受け止めている?

こめが可愛くてたまらずアカウントを作ったのですが、ここまでの反響に驚きました(笑)たくさんの人にこめを知ってもらえて、可愛いと言ってもらえてとてもうれしいです!

最新のこめくん。去勢手術をしてリハビリ中

雨が降っていたあの日、鳴き声が聞こえなかったら、こめくんがどうなっていたかわからない。飼い主さんは7年ぶりの猫との生活だが、「幸せにする」と誓ったこめくんとこれからも幸せな日々を送ることだろう。

(提供:天使こめさん(@0818kome))