萩生田経済産業大臣は25日午前、24日時点のレギュラーガソリン小売価格の全国平均が値上がりし、およそ13年ぶりの高値となる1リットルあたり170円20銭となったと発表した。
政府は、燃料費の高騰がコロナ渦からの経済回復の足かせとならないよう、価格上昇を押さえる「激変緩和措置」を初めて発動することになった。
170円を超えた分の20銭に、今週の値上げ額である3円20銭を加えた1リットルあたり3円40銭が27日に石油元売り各社に補助金として投入される。
補助金の最高額は5円で期間は3月末まで、ガソリン以外に軽油・灯油・重油も対象で、それぞれ急激な高騰を抑えるために補助金が投入される