海部俊樹元首相が1月9日に亡くなった。91歳だった。

海部氏は、1960年の衆議院選挙で初当選。

文部大臣などを経て、89年に内閣総理大臣に就任した。

水玉模様のネクタイをトレードマークとしたクリーンなイメージで国民の支持を集め、1991年まで首相を務めた。

また、首相在任中に湾岸戦争が勃発し、停戦後、1991年に自衛隊初の海外任務となるペルシャ湾への掃海部隊の派遣を行った。

その後、2009年の衆院選で落選し、政界を引退した。