新たな変異ウイルス「デルタクロン株」を発見したという発表が話題となっている。アメリカのブルームバーグ通信によると、デルタ株とオミクロン株の両方の特徴を併せ持つ新たなウイルスだという。

デルタ株の特徴は重症化リスクが高く、オミクロン株はこれまで分かっている中では感染力の強さが指摘されている。

この記事の画像(5枚)

キプロスで発見 専門家から技術的という指摘も

発見された場所は地中海に浮かぶ島国のキプロス大学。キプロスもいま感染拡大している国だが、キプロス大学のコストリキス教授によると、これまでにこのデルタクロン株の感染確認が25例あった。さらに軽症者よりも、入院が必要な重症者から多く見つかったという。

ただデルタクロン株についてヨーロッパの専門家からは、実験室でデルタ株とオミクロン株を、誤って混ざってしまったのではないかという、技術的なミスが指摘されている。

一方でキプロスの研究チームは技術的なミスという指摘については否定をしている。

昭和大学医学部の二木芳人先生によると、デルタクロン株のような変異ウイルスが出ても不思議ではないという。ただその上で重要なポイントが2つあるという。

1つ目は感染した人がどういう症状を出すのかという点。そして2つ目は、オミクロン株を上回るような感染力があるのか見極めることが重要。

デルタクロン株に置き換わるかどうかについて二木先生は、今のところ考えにくいという指摘もしている。さらに今後、オミクロン株が変異を繰り返すことにも監視が必要だという。

(「イット!」1月11日放送分より)

イット!
イット!
メディア
記事 1740