東地区首位を走る千葉ジェッツは1月1日、ホームで信州ブレイブウォリアーズを94-74で破り、新年最初の試合を白星で飾った。206センチの若手ビッグマン、ジョン・ムーニー(23)が17得点13リバウンド、自身14度目となるダブルダブルの活躍を見せた。
この記事の画像(5枚)アメリカ出身のムーニーは昨年オーストラリアリーグ(NBL)のパース・ワイルドキャッツでキャリアをスタートさせた。38試合に出場し、平均32分の出場時間で17.2得点、11.4リバウンドを記録し、ルーキーながらベスト5にも選出された。千葉の大野篤史ヘッドコーチ(44)がチームに獲得をリクエストして、期待通りの活躍を見せている。
「日本は初めてで何も分からないが2連覇に貢献したい」と入団した23歳はこの試合で13本のリバウンドを記録。さらには「原からのいいパスが来たので、しっかり決めようと思った」と豪快な両手ダンクも2本沈め、元旦から集まったファンを沸かせた。
日本で迎える初めての新年。
「(前日は)自宅で過ごした。元旦からこんなに集まってくれて嬉しく思う。2022年も勝利を届けたい」
今季の平均リバウンド数は11.5と堂々のリーグトップを走るムーニー。
2022年も得意のリバウンドでリーグ連覇を狙うチームの屋台骨を支える。
千葉ジェッツ94-74信州ブレイブウォリアーズ
(1日・船橋アリーナ)