世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスのオミクロン株について、24日、東京都で、海外渡航歴のない人の感染が確認された。すでに感染している人の濃厚接触者ではなく、感染経路が分からない市中感染とのこと。
午後2時から定例会見を行った小池知事などによると、オミクロン株に感染していたのは、都内のクリニックに勤務する50代の男性医師。早い段階で入院し、治療を受けているという。
この医師の濃厚接触者は、勤務先と家族あわせて5人。いずれもPCR検査の結果は陰性だった。この医師は、勤務中、フェイスガードやマスクを着用していたとのこと。勤務するクリニックの受診者については、濃厚接触者に認定されている人はいないという。
日本国内では、これまで、大阪府と京都府で市中感染が明らかになっていて、都内では初めて。
