「ツートライブの広島魂」。今回はプロ仕様の鉄板でお好み焼き作りを初体験。数々の名店を巡ってきた彼らの腕前はいかに？
たかのり：
今回はですね、JR広島駅の北口、エキキタと言われるエリア
周平魂：
ずっと反応してるのよ
たかのり：
駅周辺にお好み焼き屋さんいっぱいあるから
周平魂：
老舗とか相当なんかもう…いっぱいあるんやと思う
お好み焼き作り体験できる施設は4店舗のみ
巨大ヘラに導かれて、ツートライブが向かった先は、あのオタフクソースが手掛けるお好み焼き体験スタジオ「OKOSUTA」。
オコスタ・秋田悌店長：
いらっしゃいませ！お待ちしておりました
ツートライブ：
はじめまして、ツートライブと申します
周平魂：
ちょっとシェフみたいな感じ
オコスタ・秋田悌店長：
店長の秋田と申します
周平魂：
広島なのに秋田
オコスタ・秋田悌店長：
そうなんです。よく言われます
たかのり：
うまいこと言った
周平魂：
うまいこと言わせていただきました
オコスタ・秋田悌店長：
実はこちらの施設は、自分でお好み焼きを焼いて体験することができる施設になっています
周平魂：
てことは、今日僕ら作れるってことですか？
オコスタ・秋田悌店長：
その通り。もう鉄板をご用意しておりますので
周平魂：
秋やんこれはね、舐めてもらっては困ります。私たちもうお好み焼きソムリエとして計15回、要するに15枚のお好み焼きを焼いてる姿を見てきてるんです
たかのり：
そうです、ベテランのね
周平魂：
バシッと焼き上げます。だから教えてください。よろしくお願いします
たかのり：
教えてもらうんかい！
本格的な鉄板を使って、プロさながらのお好み焼き作りを体験。このような施設は広島でもかなり珍しいそう。
オコスタ・秋田悌店長：
お好み焼き店自体は1600～700軒ぐらい
ツートライブ：
すごいな！広島だけで？
オコスタ・秋田悌店長：
コンビニよりも実は数が多いんです
ツートライブ：
えー！で、その中の？
オコスタ・秋田悌店長：
うちも含めて、焼ける施設というのが4店舗しかありません。今日はお好み焼き屋さんになった気分で
周平魂：
パーンと入れたらいいんですね
オコスタ・秋田悌店長：
そうですね。降らせていただいて
周平魂：
なるほど。オッケー。おこのみヤキゾウでございます
たかのり：
しょうもない
周平魂：
どうもはじめまして、おこのみヤキゾウでございます
オコスタ・秋田悌店長：
じゃ始めてよろしいでしょうか？
周平魂：
始めてください
上手に作れるのはどっち？お好み焼き作りスタート！
まずは生地引きから…
オコスタ・秋田悌店長：
真ん中をしっかり薄くなるまで回します。生地の真ん中が透けてきます。透けてきたら大きく大きく…
ツートライブ：
うまいうまい！難しいな。絶対難しい
オコスタ・秋田悌店長：
できるだけ破れていない、できるだけ薄い生地を。分厚い生地は美味しくないです。力を入れすぎると破れやすいので
たかのり：
僕はまあ、広島出身ですというのもありますし
焼き始めると2人とも無言に…
オコスタ・秋田悌店長：
集中力が高いですね。ここでキャベツをのせていきたいと思います。グラムでいうと150g
周平魂：
結構ガーンといくんですね
オコスタ・秋田悌店長：
見た目でいくと、だいたいこれぐらいに。生地をしっかり隠していただいて
周平魂：
めっちゃこれ失敗したくない。マジで美味しいのが作りたい
たかのり：
ガサッ
周平魂：
多くないかちょっと
たかのり：
いやいや、キャベツは多い方がええんよ
周平魂：
ちょっとでも得しようと思ってやってるだけ。わかってんねん、こいつの性格上。これで50円ぐらい得してると思ってる。そんなしょうもない奴なんですよ
オコスタ・秋田悌店長：
大盛りにし過ぎると、同じ時間内に火が通らないというような事も
たかのり：
それも計算してます
ここからは具材をどんどんのせていく。周平魂は大好物のイカ天を追加トッピング。彩り用のネギに定番のもやし、そして豚肉をのせて…いよいよ本日一番の見せ場、生地をひっくり返す。
オコスタ・秋田悌店長：
1で横から入れて、その場で持ち上げます。2で腕を伸ばしていただいて、手前側にくるっと
周平魂：
え？こういって、こういってこう？ちょっと持ち上げて伸ばして…
たかのり：
あーあー、ここも割れてもーてるやん
周平魂：
でもここ割っててん
たかのり：
えー？
周平魂：
ここを割ったことによって蒸気を逃がして、新しいお好み焼きのカタチを作ろうとしてんねん
たかのり：
故意的にやったん？
周平魂：
そうそうそう
たかのり：
すごいなお前
周平魂：
うまいこといったわ
たかのり：
わしは尾道出身じゃー
周平魂：
破れてるやん
たかのり：
破ってんねん、破ってんねん、俺も。蒸気を逃がすために
周平魂：
もう同じもの作ってるやん
さすがは長年連れ添うコンビ。このあとも二人仲良く大きなハプニングもなく、お好み焼き作りは進む。
オコスタ・秋田悌店長：
かなり上手ですね
周平魂：
よっしゃー
オコスタ・秋田悌店長：
素晴らしいですね。完全にボケ無し
周平魂：
こんなとこでボケるような芸人にはなりたくないとだけ決めて生きてきたんですよ。お好み焼きを焼き上げる時にボケるような芸人にはなりたくない
たかのり：
そんなん決めてたん？
同じ食材でも焼き方で変わる「お好み焼き」
笑いをとるよりも美味しくお好み焼きをいただきたい。はじめて作った二人の作品、どちらも美味しそうに完成した。
オコスタ・秋田悌店長：
では是非召し上がってください
たかのり：
自分が作ったお好み焼き
周平魂：
はじめてやからね
たかのり：
周平がイカ天入りという事ですね。ガッツリいきますね
周平魂：
うまい
たかのり：
自分で作って？
周平魂：
思ってる以上にやっぱ教えてもらったから、丁寧に。美味しい
たかのり：
あの、100点です。ちょうど大葉のところがきて、めちゃくちゃ旨い。チーズも絡んでましたし
オコスタ・秋田悌店長：
相性いいですよね
たかのり：
100点でございます
周平魂：
師匠、ちょっとだけもらっていいですか？
オコスタ・秋田悌店長：
私のですか？
周平魂：
いいですか？
オコスタ・秋田悌店長：
もちろん大丈夫です。作り方は一緒なので。ノーマルな
周平魂：
全然違うわ。キャベツも瑞々しくて旨味が出てるし、麺ともちゃんと一体化して
オコスタ・秋田悌店長：
同じ食材でもやっぱり作る人によって味が変わってくるので、そこもお好み焼きの面白いポイントかなと思います
たかのり：
あ、ねっちょねちょや、よく食べたら生地が。アカンわこれ
周平魂：
この麺と生地も分離してるし
オコスタ・秋田悌店長：
お店って、すごいですよね
ツートライブ：
お店すごいですね
今回は2人勝負なので、最後は店長による判定。果たしてどちらのお好み焼きが高評価を得るのか？
オコスタ・秋田悌店長：
発表させていただきます。今日上手に焼けていたのは周平魂さんです
周平魂：
よっしゃー
オコスタ・秋田悌店長：
レベルはほとんど一緒でした。ただ、今日初めてじゃない？何回か作られた？
たかのり：
そうですね、ホットプレートで
オコスタ・秋田悌店長：
（周平魂は）今日ほんとに初めて作られた。そこで全く同じレベルという事は、周平魂さんのほうがちょっと上手いのかなというところで
周平魂：
作ったことがあるからって調子にのってキャベツ多めにしたりして、あとでそれで失敗していったじゃないですか？だから50円だけ払ってな。50円分ぐらい多めにやったから
（テレビ新広島）
