2021年度で閉校する、宮城・丸森町の小学校で、50年後に掘り起こそうと47年前に埋めたタイムカプセルが掘り起こされた。
3年早くなっても、懐かしい思い出がいっぱい詰まっていた。

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タイムカプセルに入っていた宝物

宮城・丸森町の丸森小学校にある「夢と希望」と書かれた石碑。この下には、1974年に開校100周年を記念してタイムカプセルが埋められた。
開ける予定は「50年後」の2024年。

しかし、学校再編で丸森小学校が2022年3月に閉校することから、2021年11月27日、3年早く開函式が開かれた。

参加したのは、50年前の小学生と今の小学生たち。削岩機で石碑の下の石のふたを壊すと…

子供たちが見守る中、クレーンで石碑と石のふたを持ち上げ、その下にあるタイムカプセルを掘り起こしていく。
そして、式の開始から約20分。ついに、オレンジ色のタイムカプセルが掘り起こされた。

司会者:
これが埋められていたタイムカプセルです

カプセルの表面には1974年の文字がはっきりと残っていた。大人も子供も興奮して見守る中、いよいよタイムカプセルの開封。

厳重に密閉されたタイムカプセル。中の思い出の品を壊さないよう、慎重に開けられる。クラスごとに袋に包まれた中身が次々と出てきた。

司会者:
あ、おもちゃが入っている。おもちゃです

「夢と希望」を込めた50年前の宝物。体育館で当時の小学生たちに返還された。
中に入っていたのは、一緒に作った手形や写真。自分たちで描いた思い出の絵の数々。

当時、子供たちに人気だったヒーローのポスターもあった。漫画や野球のボールも…。これも、50年前の小学生の「夢と希望」。

タイムカプセルを埋めた卒業生:
これは、マジンガーZです。当時のアニメですよね。操縦席です、マジンガーZの。懐かしいですね。ここにおさめた時はもったいなくて…もったいなくておさめたんだろうと思いますけども

中には、こんなものも…

(Q.100円札なんで入れた?)
タイムカプセルを埋めた卒業生:
あのとき100円硬貨になるって

厳重に保管されていたため保存状態がよく、かつての子供たちは、ひとつひとつを手に取って当時を懐かしんでいた。

タイムカプセルを埋めた卒業生:
懐かしくて懐かしくて、子供時代に戻った感じがします

3年早く訪れた、思い出との再会。
この日は、丸森小の後輩たちと一緒に校歌を歌い、卒業生にとって閉校する母校の日々を振り返る、大切な一日となったようだ。

(仙台放送)