2021年からJ3に参入したテゲバジャーロ宮崎は現在、連勝記録を伸ばし、好調をキープしている(10月17日時点で5連勝)。
クラブの協賛企業と協力して、宮崎の子どもたちや家庭を支えるプロジェクトを始めた。

「勝利」で協賛企業から子ども食堂へ寄付

9月から始まった、「愛あるゴハンを届けよう!プロジェクト」。

地域食堂うみさち・やまさち
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テゲバジャーロ宮崎がJ3などの公式戦で勝つと、協賛企業から子ども食堂へ、食材や日用品が寄付される。テゲバジャーロはこのプロジェクトが始まってから、7試合中6勝0敗1分け(10月17日時点)と負けがない。

現在は、宮崎市子ども食堂ネットワークを通して、宮崎市と新富町の子ども食堂に寄付している。
10月8日には、テゲバジャーロ宮崎の代健司キャプテンと、9月の月間MVPに輝いた梅田魁人選手が、青島の地域食堂うみさち・やまさちに直接届けた。

地域食堂うみさち・やまさち 田中鯛比呂会長:
大変ありがたいご寄付だと思っています。(プロジェクトを通して)子ども食堂が、子どもたちに夢を与えられるような場所になるといいなと思っています

「かっこよくシュートして!」子どもたちの笑顔が選手の原動力に

この日のメニューは、寄付された鶏肉が入ったカレー。

子どもたちもカレーに笑顔

地域の子どもたちなど44人が食堂を利用し、笑顔でカレーをほおばっていた。

利用した子ども:
おいしかったです。(お肉が)やわらかくていっぱい入っていた。宮崎県のために、かっこよくシュートしてほしいです

利用した親子:
どんどん勝って、子どもたちに貢献していただけたらうれしいです。まだ新しいスタジアムになって応援に行けていないんですけど、生の試合を子どもにも見せたいなと思っています

テゲバジャーロ宮崎・梅田魁人選手:
喜んで食べてくれている子どもたちを見ていると、本当にかわいくて。プロジェクトとして、自分たちの勝利がこのような形になるのは本当にありがたいことだなと思っているので。これからも試合に勝つ原動力になっていくと思います

9月の月間MVPに輝いた梅田魁人選手(テゲバジャーロ宮崎)

テゲバジャーロ宮崎は今後、寄付する子ども食堂を増やしていきたいとしている。

【取材後記】
宮崎のスポーツ界は新たな時代に入りました。
『テゲバジャーロ宮崎』は、2021年からJ3に参入した宮崎初のJリーグクラブです。
前年のJFL時代からメンバーはほとんど変わらない中、J3ファーストステージを5位で折り返し、最近ではリーグトップタイの早さで勝点を40点台に乗せるなど、Jリーグ・ファーストイヤーながら躍進が止まりません。
(第22節を終え、ロアッソ熊本と同時に勝点40点越え。この時点でJ3暫定2位)

しかし、認知度やサポーターの数には課題が残っています。
地域食堂うみさち・やまさちの田中会長は、このプロジェクトが始まってから「毎週末の結果が気になって仕方がない」と目を輝かせながら話してくれました。
またこれまでスポーツに触れる機会が少なかった子どもたちにとっても、地域に根差した子ども食堂を通してクラブを知る機会になるなど、今まで触れ合うことができなかった県民にも勝利の喜びを届けられるようになりました。

瀬良有里奈 テレビ宮崎アナウンサー

選手は勝利で、
協賛企業は寄付で、
子どもたちは応援で、みんなを支え合っています。
この笑顔のサイクルが広がっていき、宮崎をますます盛り上げてくれるはずです。

(瀬良有里奈 テレビ宮崎アナウンサー)