子どもの頃、親へ肩たたき券やお手伝い券などをプレゼントしたことがある人も多いだろう。しかし、券を使ってもらうだけで、次回に生かすためのフィードバックを求めたりはしなかったのではないだろうか?

今、「マッサージ券」と「髪を整える券」の使用後にアドバイスをお願いする“プロ”の仕事ぶりを見せる8歳の女の子が話題になっている。実は、この女の子は、以前「6歳娘が“大人の味”を初体験後のメモが正直」だとして話題になり、編集部で取材したことがある。

(関連記事:「おいしいっていってたのうそ」6歳娘が“大人の味”を初体験後のメモが正直…過去のメモもかわいい

今回もTwitterで注目を集めることとなったのだが、その投稿がこちら。

8歳児、肩たたき券と髪を整える券(クシで髪をとかしてくれる)をくれた後にフィードバックを求めてきた。より良いサービスにこだわるプロの仕事だ

このようなコメントを投稿したのは、娘さんの母親・ジュンさん(@fkjk)。コメントには画像もついており、フィードバックとは券を使った際のアドバイスを求めるアンケートだったのだ。

提供:ジュンさん
この記事の画像(10枚)

アドバイス用紙
下の四角にアドバイスをかいてください。
なければ「なし」とかいてください。

マッサージのけんのアドバイス
(回答欄)

かみをととのえるけんのアドバイス
(回答欄)

サービスそのほかのアドバイス
(回答欄)

マッサージ(肩たたき)などのサービスの改善点や評価を記入する欄があり、8歳の子どもが、そのアドバイスを次回に生かそうとしている姿勢はすごい。「券を使ってもらったら終わり」ではなく、より良いサービスを追求する姿に確かに“プロ意識”を感じる。

この投稿にTwitterでは「癒やされました」「ホントにサービス、いや仕事のプロですね」「将来有望すぎる」などのコメントが集まり、3万いいねが付いている。(8月19日時点)

その後アドバイス用紙は書いたのだろうか?また、なぜ娘さんはアドバイスを求めたのだろうか?

投稿した母親のジュンさんに話を伺った。

夫が激務で最近とても疲れているので作ってくれた

ーー「マッサージ券」はなぜ渡してくれた?

夫が激務で最近とても疲れているので、夫のために作ってくれたそうです。私にも律儀に渡してくれました。夫は「もらった時は『やさしいな』と思いました。また、『最近ちょっと疲れた疲れたと言いすぎたかな』と反省しました」と話していました。

提供:ジュンさん

ーー「アドバイス用紙」を貰った時、どう思った?

どこからこの発想が出てきたのかな??と驚きました。


ーー「肩たたき券」は使ったの?

夫が「マッサージ券」と「髪を整える券」を2回ずつ使っていました。

私も8月16日の夜「髪を整える券」を1回使いました。「かみのけをどういうふうにまとめてほしいとか、ある?」と言いながら、家にある3本のヘアブラシを使ってブラッシングしてくれました(「小さいブラシ・大きいブラシ・やわらかくて気持ちいいブラシ」と、使い分けるのが娘なりのこだわりだそうです)。ソフトタッチでやさしかったです。

提供:ジュンさん

ーー「アドバイス用紙」は書いた?

夫がさっそくフィードバックしていました。(8月15日)

提供:ジュンさん

マッサージのけんのアドバイス
「かたはたたくより もむほうがよい あたまとうでが上手」

かみをととのえるけんのアドバイス
「きもちよくてぼーっとしてたので おぼえてない」

サービスそのほかのアドバイス
「なし」

私も16日の夜に記入しました。

提供:ジュンさん

かみをととのえるけんのアドバイス
「とても気持ちよかったです。もう少し強めのブラッシングでもいいかなと思いました。」

サービスそのほかのアドバイス
「ついかで、ドライヤーのサービスがあってもいいと思います。夜ねるまえにありがとうございました。」

ーー娘さんの様子はどうだった?

私がアドバイス用紙を渡した後、「ありがとうございます。こんごのさんこうにします。……さんこうってどういう意味? なんとなくわかるけど」と言っていました(笑)。サービスをもっと良くするために使うそうです。私が書いた内容を読んで「うんうん」と無言で頷いていました。

娘「いいサービスって何かよくわからないから」

ーー記入した内容は、その後に反映された?

夫は「フィードバックを踏まえて、『たたくより、もむほうがいいよね?』と肩をもんでくれました。マッサージの最中もいろいろと考えながらやっているのが伝わってきて、良くしようと真剣だなと思いました」と感想を述べていました。


ーーなぜアドバイス用紙を作った?

「いいサービスって何かよくわからないから、アドバイスがほしくてアドバイス用紙を作ろうと思った」とのことです。サービスが終わったら娘に「こちらへどうぞ」と部屋の隅に案内されて、「アドバイス用紙に書いてください」と言われました(笑)。

提供:ジュンさん

ーー娘さんはいつもフィードバックをしている?

今回のように用紙として渡されるのは初めてですが、何か考えたこと、作ったものなどの反応は、親によく確認するようにしているようです。


ーー他にも、驚いたエピソードはある?

以前娘のお友達のママから、娘に対して「お昼ごはんを食べにきてね」とメールでお誘いいただいた時、それを伝えたら喜ぶ前に「なんだか申し訳ないな~」とつぶやいていました。親に対しても、歯を磨いてあげようか?と言うと「じゃあ、お言葉に甘えようかな~」と言ったりして(笑)、気遣いの言い回しが大人びていて面白いです。


ーー今後どのように成長してほしい?

周りの人たちに気を使いすぎるところがあるので以前「そんなに周りに気を使わなくてもいいんだよ」と伝えたら「いや、こういう性格だから…」と言っていて、苦には思っていないようでした。気遣いは彼女の長所だと思うので、気疲れしない程度に長所を伸ばしていってほしいと思います。

また夫は「こうやって、いろいろなことをしっかり自分の頭で考えて動く大人になってほしいなと思っています」と話しています。


ーー話題になったけど、どう思う?

何気なくつぶやいたことなので、こんなに話題になって驚きました!独立した娘さんが昔くれたという肩たたき券のエピソードをリプライしてくださった方もいて、読んでいて心温まりました。私もずっと取っておこうと思います。

娘は「はずかしいな~」と照れていました(笑)。


両親にマッサージをしてあげることだけでも素敵な話だが、子どもながらに、良いサービスを追求する姿勢は素晴らしい。アドバイス用紙に書かれた内容は改善されているということで、ジュンさんもどう変わっていくのか楽しみなことだろう。
 

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