TSKさんいん中央テレビが取材を続けている、「可愛すぎる」と話題の山陰柴犬。
絶滅が危惧される中、この夏も貴重な命が誕生した。

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可愛い鳴き声を上げているのは、自然に囲まれた鳥取・大山町で、7月に生まれた山陰柴犬の赤ちゃん。まだふわふわ、コロコロ。連れ添うのは、お母さんの「小春」2歳。

2020年、小春から生まれた子犬たちが「可愛すぎる!」とSNS上で話題に。6月には写真集も出版され好調な売り上げが続いている。
そして、この夏も新たな命が誕生した。

絶滅の危機から約500匹まで増加

7月7日、1匹だけ産まれた赤ちゃん。出産に立ち会った飼い主で写真家の豊哲也さんは…

豊哲也さん:
小春の出産は今回3回目。毎回 命の大切さを感じます

小春はこれまで、小松と雫、楓ちゃんに柚子ちゃんの4匹を出産。
今回3回目の出産で、5匹の母になった。
生まれて2週間あまり、体長は約25cm、体重は約780gのオス。名前はまだついていない。

カメラマンが撮影しようとしても…興味なし。かと思いきや、近すぎてしまったので元の位置へ。…と思ったら、今度は離れて行ってしまった。
なかなか撮影に一苦労。

豊哲也さん:
毛だらけだぞ、その辺は…

さらに、自然を背景に撮影しようと思ったら、テーブルからコロっと落ちてしまった。ようやく目が見え始めたばかりでも、好奇心旺盛なのか、よちよち動き回っている。

山陰柴犬は一時90頭まで減り、絶滅の危機にあった。
豊さんも携わる育成会の努力もあり、今では約500頭にまで増えている。

豊哲也さん:
1匹は珍しいかもしれないですけど、山陰柴犬というのはもともと数を生まないので。なかなか昔は増えにくかったみたいで、それから増やそうとしてもお産の数が少ないので難しかったみたいです

犬は一度に複数の子犬を出産するのが一般的。今回1匹のみの誕生は、山陰柴犬の繁殖の難しさを物語っていた。

9月には新しい飼い主の元へ。そっと目を閉じるあかちゃん犬に、山陰柴犬の復活の思いも託されている。

(TSKさんいん中央テレビ)