「森の宝石」とも呼ばれる渡り鳥が、この時期、岡山・吉備中央町で子育てにいそしんでいる。
環境省の絶滅危惧種にも指定されている貴重な鳥。その撮影に挑戦した。

子育ての時期のみ日本に飛来

ブッポウソウ吉備中央町会・綱島恭治会長:
こちらがブッポウソウの観察場所です。見えているのが、巣箱

ブッポウソウの観察場所
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電信柱に取り付けられた巣箱。中には、環境省が指定する絶滅危惧種ブッポウソウのヒナが4羽暮らしている。

電信柱に取り付けられた巣箱

2021年5月  南アジアから約600羽飛来し、卵を産んだブッポウソウは、今まさに子育ての真っ最中。実はこの子育て期間は、観察に最も適している時期だという。

ブッポウソウ吉備中央町会・綱島恭治会長:
親鳥が、巣箱の中にエサを投げてヒナが食べる

ーーきれい?

ブッポウソウ吉備中央町会・綱島恭治会長:
ほかの鳥では見られない色

「森の宝石」とも呼ばれる美しい鳥。
箱に戻ってくるその一瞬を逃さないように、カメラを構える。(特別な許可を得て撮影)

すると…

スタッフ:
来た、来た、来た!

エサを持って巣箱に帰ってきた親鳥。ヒナに渡すと、一瞬でまた飛び立っていった。
その体は、目にも鮮やかな濃い青。
こうして親鳥は、エサとなる昆虫を1日約200回運んでくるという。

21年前から保護活動取り組む

里山環境の悪化などからその数が減少し、環境省の絶滅危惧種に指定されているブッポウソウ。吉備中央町では、21年前から巣箱を設置するなど保護活動を行い、今では日本に飛来するブッポウソウの約3分の1が吉備中央町に飛来している。

ブッポウソウ吉備中央町会・綱島恭治会長:
ヒナが誕生して巣立っていくので、自分の子どものように感じて楽しんでいる

この時期にだけ見られる「森の宝石」。
子育てを終えたブッポウソウは8月、東南アジアに帰っていく。

(岡山放送)