有名シェフの腕が光るオーソドックスな洋食

名古屋市西区に、洋食一筋40年以上のシェフが営むレストランがある。昔ながらのカニクリームコロッケやオムライスなどの定番に加え、新メニューのフォークとナイフでいただくステーキ丼など、こだわりの逸品が揃っている。

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名古屋の洋食界の第一人者とも言われる、邨井清隆(むらい・きよたか)シェフが営む「シェフむらい」が2021年1月、名古屋市西区に移転オープンした。

以前、錦にあったお店では、和食のおでんをフレンチの技法で味付けした斬新な料理などが名物だったが、新しい店では、自分のルーツであるオーソドックスな洋食に原点回帰。

約20年前に開業した時のメニューに絞って提供している。

「むらい流ハンバーグステーキ」(1050円)や「ずわい蟹のカニクリームコロッケ」(600円)など、シンプルだからこそシェフの腕が光る逸品ばかりだ。

中でも「ピータースペシャルオムライス」(1050円)は、長年多くのファンを虜にしている。

こだわりは、煮込み作業に1カ月もかけるという自家製デミグラスソースで味付けしたライス。肉と野菜の凝縮された旨味の中にほんのりとほろ苦さを感じる、大人のオムライスだ。

新メニューはランチ限定「ステーキ丼」 名店こだわりの味

移転オープンに合わせた新メニューもあった。ランチ限定の「あつあつ!おいしさのステーキ丼風」だ(890円 ※オープン記念価格)。

ミディアムレアに焼いた牛モモ肉を、錦糸卵を乗せたバターライスの上に豪快に乗せ、自家製のデミグラスソースとスプラウトで彩りを加え、肉を焼いた後の肉汁で作ったグレイビーソースをかけて完成。美味しそうなソースの香りが漂う。

口の中に広がる肉汁に、デミグラスソースの深いコク。少し甘めのグレイビーソースとの相性も抜群だ。

スキレットでいただく洋食の名店こだわりの味。ぜひ堪能してみてほしい。

名古屋市西区の「シェフむらい」は、地下鉄鶴舞線の浄心駅から北へ歩いて1分。

(東海テレビ)

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