熱海市では大雨の影響で交通に乱れも…

関東や東海で記録的な大雨となった7月2日。本州の太平洋側に停滞する梅雨前線の影響で、東日本の太平洋側を中心に警報級の大雨への警戒が呼びかけられている。

静岡県内では午後3時までの48時間で降った雨の量が、浜松市天竜で232.0ミリ、静岡空港では243.5ミリ、伊豆市土肥では275.5ミリなど、各地で200ミリを超える大雨となっている。

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横殴りの雨に見舞われた静岡市では、午前9時半ごろ、激しい雨と風に信号待ちの間はしゃがんで耐え、信号が青になればかがみながら歩くなど、悪戦苦闘する人の姿があちらこちらで見られた。

熱海市では線路下の斜面で土砂崩れが発生。JR伊東線が運転見合わせとなり、バスでの代行輸送が行われるなどの影響が出ている。

静岡県内の小中学校や高校などは、少なくとも87校が休校。静岡市、沼津市、伊東市などに避難指示が出されている(2日午後5時半時点)。

小田原市は土砂崩れで「ドーンとすごい音が」

神奈川県・箱根町の大涌谷も、朝から強い風と大粒の雨で荒れた空模様に。午後2時半までの48時間の雨の量は343.5ミリとなっている。

観光客:
休みがここしかなかったので強行で来ちゃったんですけど、こんな大変だとは思わなかったですね

小田原市の山沿いの道は冠水し、水浸しに。さらにその先では斜面から雨水が滝のように噴き出し、木々や土砂などで道路が埋め尽くされている箇所もあり、警察車両が通行の誘導をするなど対応に追われていた。

消防に土砂崩れの発生を通報した人によると、土砂崩れが発生した当時は土砂降りの雨で、道路が川のようになっていたという。

消防に通報した人:
ズドーンっていう音だったから。ドーンとすごい音がして、見たらああいう感じになっていた

2日連続、土砂降りの中での通勤通学となった東京都心。渋谷では正午過ぎには雨が強まり、足元を濡らす人たちが増えてきた。

40代女性:
思ったよりも降っているので、寒いので着るものとか困りました

今後の見通しは?土砂災害に警戒

静岡や関東南部は2日夜から3日昼ごろまで、断続的に強い雨が続く見込みとなっており、局地的な大雨となる恐れもあるという。

この大雨の恐れについて、加藤官房長官は「土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水への警戒。またこれまで降った雨による地盤が緩くなっている所における土砂災害に対する警戒。これには十分に注意をいただきたいと思います」と呼びかけている。

(「イット!」7月2日放送分より)