地元の誇り「萬古焼」 特徴と技を生かし食卓に幸せを
三重県菰野町に日常使いの陶磁器を販売するお店がある。
ご飯がホカホカに炊ける土鍋やネバネバの納豆をふわふわに仕上げる鉢など、食卓を豊かにするアイテムが揃っている。
この記事の画像(7枚)三重県菰野町東部の田園風景で見つけた「かもしか道具店」。地場産業「萬古焼」の急須や土鍋、湯呑などを販売している。
中でも人気なのが「ごはんの鍋(一合炊き)」(3080円)。特徴は蓋に穴がないこと。
これにより中の蒸気が漏れにくくなり、鍋の中で循環。香りと甘みがしっかりと引き立つ、ふっくらと美味しいごはんを炊くことができる。
そして、もう一つの人気が、これで納豆を食べ始めたらもうパックには戻れないと評判の「なっとうバチ(ふつうサイズ)」(1870円)。
かき混ぜる時、素焼きのような表面と溝がいい摩擦を生み、ネバネバの納豆をふわふわに仕上げてくれる。
土鍋で炊いたご飯にふわふわの納豆をのせて…。町の陶器屋さんは、食卓に幸せを届けていた。
(東海テレビ)