初めての「バースデー・イベント」 いつかは同期会の夢も…
名古屋駅前のランドマーク「ナナちゃん」は、4月28日が誕生日。48回目の誕生日を迎えるのを前に、27日午後5時ごろから着替え始めた。

約6時間半かけて着替え終わると、身にまとったのはオレンジにグリーン、イエローにブルー…色とりどりのワンピース。

今回は「靴」もきちんと履いている。

頭上には「HAPPYBIRTHDAY」の旗、両脇にはバルーンにクラッカー。そして手元にはゴージャスなバースデーケーキも。

ローソクもちゃんと48本さしてある。
ところが、48歳にしてバースデーイベントは初めて。

今回のドレスは、障害がある人のアート作品を小物や雑貨などに商品化して販売している岩手県のブランド「ヘラルボニー」が柄のデザインを提供。

仙台市在住の作家・郁美さんが、世界の平和や社会が明るくなるようにと願いを込めた作品「タムタムドット」がベースになっている。

生地は名古屋市中区に本社を置く繊維商社の「豊島」が提供。トルコ産のオーガニックコットン100%のサスティナブルな素材だ。
名鉄百貨店では、ナナちゃんのバースデーイベントを2年後の50歳の誕生日まで続けることにしているが、広告宣伝担当の保田めぐみ部長は「50歳の誕生日は、同い年の人たちを集めて誕生会をしてみたい」と夢を語った。
ナナちゃんのバースデーウィークは5月11日午後5時まで。
(東海テレビ)