自民党の佐藤正久外交部会長は4月28日、新型コロナの変異ウイルスが猛威をふるうインドからの入国の水際対策について「ザルどころか底が割れた鍋だ」と述べ、対策強化を訴えた。

政府は変異ウイルスの流行国からの入国者に対しては、従来の検査に加え、入国後の検査体制を強化しているが、インドはインド型と言われる変異ウイルスの感染者が急増しているものの流行国に指定されていない。

佐藤部会長は28日の部会の中で、「インドでは日に30万人以上が感染する異常事態」だと指摘したほか、水際対策について「ザルどころか底の割れた鍋だと言わざるを得ない」と述べた。その上で、「一刻も早く流行国に指定して水際対策の強化を求めたい」と政府に対して対策の早急な強化を求めた。

こうした状況を受け政府は、インドなどを流行国に追加指定し、水際対策をより強化する方針を固めた。